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  児童自立援助ホームを支える団地活性化事業
     計画書 (2009年10月30日)


(概要)
団地が元気になって、児童自立援助ホームの子どもたちの自立の場となってくれることを期待して、この事業を計画する。市民農園での野菜づくり、その野菜を用いた食堂、配食事業、そして高齢者世帯向けの便利屋事業などの担い手として、団塊世代の方々などと協同、連携しながら、いっしょにやらせていただきたいと思う。

まずは、お互いに顔見知りとなることから始めたい。毎週土曜と日曜の午後、市民農園での体験作業に、多くの方々をお誘いする。そしてその日の夕食にお招きし、懇談を楽しませていただきたい。この懇談では、必要とされる地域事業の立ち上げなどが話題となるだろう。人材豊富な団地の方々が対話を重ね、具体的な動きを生み出していけば、団地は元気になる、楽しくなる。

また、当事業では、高齢者世帯向け便利屋事業の提供者と需用者をつなぐ、インターネット上のマーケットシステム・ベータ版を構築する。

(独創性、先駆性)
社会、経済の徹底した空洞化がすすむなか、地域社会にあらたなきずなをつくっていく活動が求められている。その活動の中に、子どもたちの居場所をあらたにつくっていこうとする点に、そして、団塊世代や、大学生などとの人間関係の中に居場所をつくっていこうとする点に、独創性、先駆性があると思われる。便利屋マーケットシステムの開発も、先駆的な試みだと思われる。

(普遍性)
食べ物と福祉と相互助け合いの仕事を、地域のきずなの中に埋め込んでいこうとする事業は、従来の産業社会では淘汰され続けてきた。しかし流れは逆転を始めている。大量に引退しはじめる団塊の世代の存在が、この逆転を決定的づけている。団塊の世代との連携のもとで行われる、われわれの試みは、普遍性を持つ先進事例になりうるであろう。

(事業完了後の継続)
市民農園の斡旋、食堂、配食、便利屋などの事業を開始、継続し、子どもたちの仕事の場、団塊世代の方々との協同の場を確保していく。また、便利屋マーケットシステムを完成させ、有償公開する。

(継続事業の財源)
事業収入を充てる。

(期待される効果)
・地域社会への児童自立援助ホームのデビュー。
・事業運営と人脈づくりのノウハウを得ること。
・便利屋マーケットシステム・ベータ版の開発。
・今後の事業継続に対する、参加協力の人脈を得ること。
・便利屋マーケットシステムの公開活用。

(成果普及のための計画)
・事業運営と人脈づくりの経過やノウハウをインターネットで無償公開する。
・便利屋マーケットシステムを完成させ、インターネットで有償公開する。


 事業内容

 (市民農園の体験)
グループファーム協力会で運営する予定の瀬戸市内、長久手町内のそれぞれの市民農園の一部を直営畑とし、不耕起、無農薬、無化学肥料の自然栽培で野菜を作る。

その直営畑での作業を、毎週土曜日、日曜日の午後(雨天中止)、体験市民農園として、多くの人に手伝ってもらう。苗の植え付け、雑草を鎌で刈る、収穫が主な作業となる。当日は、グループファーム協力会の食堂で行われる夕食会に無料招待する。

農園ごとに異なる多様な作付けを行い、毎週場所を変えながら、体験市民農園の作業と自然とのふれあいを楽しんでもらう。

参加者は、児童自立援助ホームの開設予定地である菱野団地近辺の方々、および里親家族、児童養護施設の子どもと職員などから募集する。


 (食堂での夕食会)
グループファーム協力会の、野菜スープ、けんちん汁専門の食堂で、毎週土曜日、日曜日に夕食会を開く。市民農園愛好者の懇談、里親家族同士の懇談、インターネットを通じたコミュニケーション仲間の懇談、団地での地域事業おこしの懇談などを、グループファーム協力会のスタッフも加わって楽しんでいただく。


 (事務局活動)
ニューズレターの発行、インターネットのコミュニケーションネットワークの運営をしながら、団地住民の集まりや近隣の大学などに出向いて、体験市民農園のPRを行う。

また、老人世帯向けの配食サービス、便利屋サービスなどの可能性を調査すると同時に、事業への参加を誘うため地域住民や学生などとの懇談を進める。市民農園を楽しむ仲間の結びつきから、小規模地域事業への流れが生じるよう働きかける。


(便利屋マーケットシステム・ベータ版)
便利屋事業の提供者と、老人介護事業所などを含む需用者とをインターネット上で結ぶ、便利屋マーケットシステム・ベータ版を開発する。

需用者による便利屋の評判・評価を掲載できるようにする。同時に、供給者に対しては、需用者に関する非公開のメモ書きを登録しいつでも参照できるようにして、供給者にも便利に使ってもらえるようにする。